dramaticgas

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのdramaticgasのレビュー・感想・評価

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異星ナショジオと戦争と家族愛とクジラ(的なもの)への愛といった、キャメロンのサービス精神(=欲望)を(金とリソースをこれでもかと注ぎ込んで)具現化したムービー。

恐ろしい程の金と労力を費やしてパンドラという実在しない世界の生態系を創造し、そこにベタなファミリードラマをブチ込んだり、途中から明らかにクジラ(的なもの)への愛が暴走したり、普通なら破綻したカルトムービーになりかねないのを、映画作るの上手すぎる人間ジェームス・キャメロンと資本主義のパワーで超ヒットしたの凄すぎ。

キャメロンにはこのままアバターを作り続けて、ゆくゆくは宗教化するところまでいって欲しい。