オカルト博士

十字架のオカルト博士のレビュー・感想・評価

十字架(2015年製作の映画)
4.0
いじめを苦に自殺した中学生の少年と、その過去を背負う同級生や家族の苦悩を描いた作品。

いじめ自殺のニュ-スなどを聞くとよく腹が立つんですよね。

いじめを苦に自殺した場合
一番悪いのは→自殺に追い込んだ
いじめっこ←コイツらが一番悪い!
次に悪いのは自殺した→いじめられっこ←最悪です。自分は確かに苦しかったとは思うが、残された家族たちをその何倍も一生苦しませる事になるんです。そこまで考えないのか?簡単に自殺なんかしやがって!って感じで腹立たしい。世の中には不治の病や生活苦で自殺する人もいるはず。その人たちの苦悩に比べれば、たかだか卒業するまでの三年耐えたらいいやないか。
学校でいじめられてる?親に相談しろや、解決するやろ。解決せんでも死ぬような事にはならへんわ。

この映画のスト-リ-では、いじめに関わってない小出恵介や木村文乃が遺書に名前を書かれていたためにその後の人生をずっと苦悩していく話。
◇小出恵介→親友
◇木村文乃→恋心を抱かれてた
と、いい迷惑なんですが、彼らもイジメ傍観者ではあるからね。

映画の出来はなかなか感動的でした。
イジメてるやつにも観て欲しい映画だけど、イジメられて悩んでる人にはもっと観て欲しいと思いました。