ひろ

十字架のひろのレビュー・感想・評価

十字架(2015年製作の映画)
2.0
いじめで自殺した少年の両親や遺書で親友と書かれてしまったユウ(小出恵介)と自分の誕生日が命日になってしまったサユ(木村文乃)ら同級生たちの20年間にわたる苦悩や葛藤を描いた作品

卒業式でクラスメイトが退場するときに会場の花道で遺影を頭上に掲げて無言で立つ父親の姿に気持ちはわかるけど引いてしまった

小出恵介と木村文乃の中学生役に無理があった、せめて中学生の時だけでも年相応の役者をキャスティングして欲しかった、特に小出恵介が先生と同年代に見えてしまって気になって集中出来なかった

違うクラスで唯一挨拶もしていたのにサユの背負った十字架が重たい、藤井君に好意を持たれていただけなのに

庭の木で首を吊ってる息子を発見した時の父親役の永瀬正敏と母親役の富田靖子の演技が素晴らしかった
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