文字通りひっくり返った。おもしれー
映画を観ていただくと感想の意味がよくわかると思う(笑)
「最後の5分全てが覆る。あなたは必ず2回観る。」
このコピーは大袈裟です。
そこまで期待しちゃダメダメよ。
美弥子が鈴木に「イニシエーション」とは通過儀礼と言う。
元カレに「君にとって俺とのことはイニシエーションだったんだよ」と言われたんだそうだ。
そして「田舎の彼女にとって、あなたはきっとイニシエーション・ラブ」
イニシエーション【initiation】.
ある集団や社会で、正式な成員として承認されること。また、その手続きや儀式。成人式・入社式はその一形態。
元カレにとっては遊びの処理に都合のいい別れ文句。
それが、美弥子にとっては略奪愛の正当化に役に立つ言葉に転嫁される。
みなさんも、類似経験たくさんお持ちでしょう(笑)
色々な個人的経験に照らし合わせながら、おっさんとしても楽しく観ておりました。
するとですね・・・
最後に、文字通りひっくり返るわけですよ。
ほんと、これネタバレできないのが残念。
うちの娘のように、原作を知っていると具体的な質問がくる。
答えちゃうとつまらないのでお茶を濁しておきました。
「セッション」みたいに誰にでもすすめられるわけじゃないけど、女子中心にかなりおすすめの作品。
東宝は尺が短いものの方が面白いことが多いと思う。
この作品も1時間50分と適度なところに収まっています。