mazda

ライオット・クラブのmazdaのレビュー・感想・評価

ライオット・クラブ(2014年製作の映画)
3.0
出てくる酒が不味そうな映画ランキング1位の映画。(松田調べ)
胸糞!胸糞!とかまえて見てたから良かったものの何も知らずに見たら普通の道徳心を持ってる人であれば心ズタズタにされる。
これは一種のコメディと割り切ってみれば、、と思ったけどこのクラブ、オックスフォード大学に実在するとか。もちろんここまで悪事を働くようなことはないはずだけど、金で解決でき、肩書きと家系が重要という思考は普通に全員ありそう。

気持ち悪いし頭いってるけどこの学生の親達もまたクズであり、親の親もクズその親もクズ、そうやって昔からクズという伝統が永遠と受け継がれているからもう人格を突っ込むような隙間はない。私がローレンならあの彼氏の部屋見た瞬間にそっこー別れるしこんな事に巻き込まれたらどんな大金払ってようと経歴に中退と書かれようと遠い国から遥々来てようとそっこー辞める。あまりにもクズが多くて気づかないけどそれができないローレンもまたクズの1人かもしれない。。。

イギリスの伝統や特有のロイヤルブリティッシュ〜な雰囲気が好きな人が見るにはかなり危険な映画。これ見るとマルフォイ家のドラちゃんも家系が大事なボンボン男子だけど可愛いもんですね。点数は2.9の全てをあまりにも可哀想なパブの店主にささげ、残りの0.1は否定しきれない娯楽映画としての要素。こんなに評価が低くても面白いと言えてしまう映画はなかなかない。
mazda

mazda