ゴン吉

フェイク シティ ある男のルールのゴン吉のレビュー・感想・評価

4.1
キアヌ・リーブス主演の無法者の刑事の活躍を描いたアクションドラマ。
フォレスト・ウィテカー、ヒュー・ローリー、クリス・エヴァンス、ナオミ・ハリス、テリー・クルーズらが共演。

ロス市警のトム・ラドロー刑事(キアヌ・リーブス)は、犯人の生死は問わない強引な捜査を行い、事あるごとに上司のワンダー警部(フォレスト・ウィテカー)に庇って貰っていた。
ラドロー刑事は、かつて特捜班にいた時は、”電話帳のトム”と呼ばれ、スラム街でも恐れられていた。
その時の相棒のワシントン(テリー・クルーズ)が、コンビニでラドロー刑事の目の前で二人組の強盗に射殺される。
ワシントンは殺される前に、警察の内部調査官(ヒュー・ローリー)と接触していたことが明らかに。
ワシントンは不正が原因で殺されたのか?
もしくは不正を告発しようとして殺されたのか?
ラドロー刑事は若手のディスカント刑事(クリス・エヴァンス)とトイレで密約を結び、事件の真相を追うが…… 

裏社会の闇を描いた作品。
事件の黒幕は意外な人物で、黒幕の言い分もそれなりに説得力がある。
必要悪の是非。
それが現実の悲しいところ。
本作品は、アクションに加え社会問題を提起したかったのかもしれない。
「人間はみな性悪さ 俺たちは家族だ!」(日テレ版)
「あんたは親友だった 俺たちは家族だ」(テレ東版)
「今度 本部長とすれ違ったら君に頷いてみせるだろう 感謝を込めて」(日テレ版)
「いつか廊下ですれ違った君に本部長が頷く 感謝をこめて 君が正しかった 君が必要だ」(テレ東版)
真実は壁の中に隠されている! 

2024.3 テレ東にて鑑賞(午後ロー・吹替:高山美香 訳)
2022.5 テレ東にて鑑賞(サタシネ・吹替:高山美香 訳)
2020.12 BS日テレで鑑賞(字幕)
ゴン吉

ゴン吉