花とアリス殺人事件のフクロウのレビュー・感想・評価

何十回と観ているが、DVDを買ったので。今回気づいたのは、全編を通して人間の想像力の話が描かれている点。名前からの連想、事件からの連想、そういった偶然が陰謀論的にぴったりと嵌っていく快感がある。ロトスコープ仕込みの無意識の挙動のアニメーションへの取り込みが、主題たる人の世界の繊細さ、神は細部に宿る、につながる。詳しくは　https://hukuroulaw.hatenablog.com/entry/2021/01/10/040308　にも書いている。