ボインゴまちお

チャッピーのボインゴまちおのレビュー・感想・評価

チャッピー(2015年製作の映画)
4.0
【映画観ると尚更しっくり来ないチャッピー】

-注目ポイント👀-
①なぜか可哀想に見えるチャッピー
②ライバルの兵器
③最後の決断力

①人工知能で生み出されたチャッピー。別に元々命があった訳じゃないのに、育てられていくうちに不思議と、感情を揺さぶってくる。

②チャッピーをはじめ、ロボット警察を生み出したMakerのDeonだが、彼のライバルの開発者のロボットが問題にしかならない兵器でしかなかった。巨大ハサミと銃ってメカ好き小学生の自由帳に書かれていそうなアイデアで笑った。しっかり強いのもまた面白い。

③敵に追い詰められ、絶体絶命の主人公は最後にとんでもない決断をする。その決意と速さに驚く。

-感想✍️-
ロボット警察の発展により、犯罪率の減少した世界。ロボット警察の開発者がAIを搭載した新しいロボット警察を創り上げる。
人工知能を育てていく過程を子育てに近いものとし、頭脳で比べれば恐らく天と地のギャングに母性を抱かせ育てるというのが不思議で面白かった。
これ以降ネタバレあります。


最後、主人公が絶体絶命になってチャッピーの助言により意識だけロボットに移植することで肉体を捨てて生き残る選択をしていた。生き残れるとはいえ、体はロボットになるなんて自分は即決出来ないかも。そこが個人的には一番インパクト強かったし、色々考えさせられた。

-気になった点🤔-
生き残った主人公らは、どのように生き延びていくのだろうか。