スター・ウォーズep.8を優先したため、少し遅れてようやく鑑賞。これが年内最後の劇場鑑賞になるだろう。
本作では、バットマンとワンダーウーマンが、特殊能力を持った他のヒーロー、アクアマン、サイボーグ、フラッシュをスカウトし、宇宙から訪れたステッペンウルフによる脅威を向かえ撃つ——。
観る前は「監督の降板がニュースになってたけど、大丈夫だったんだろうか…」と心配していた。
降板したザック・スナイダー監督に代わり途中から監督に抜擢されたのは、ジョス・ウェドン。ウェドン監督は「アベンジャーズ」「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の監督でもあり、アメコミヒーローのクロスオーバー作品は、スナイダー監督以上に慣れている。(※ウェドンは、最終的に、脚本家としてクレジットされた)
監督交代の影響だろうか? DC作品のシリアスな雰囲気を残しながらも、マーベル作品の様なハイテンション&コミカルな良さも加わっていて、映画の振れ幅が良い意味で広がっていたと思う。(※なんと、あのバットマンが、キャプテンやソー並みにジョークを飛ばしている。← アイアンマン程ではない)
また、DCは、マーベル以上にヒーローたちのパワーバランスが難しい。常人のバットマンの頑張りは、ハラハラドキドキ手に汗握るし、その描写があるから、ヒーローたちのチームワークが光ってくる。
バットマンは、ジャック・ニコルソンがジョーカーを演じていた頃から観ており、とても思い入れがある。今後も常人代表として、第一線で活躍し続けて欲しい。
ワンダーウーマンは、単独映画も鑑賞しており既にお気に入りのキャラだが、のびのびと活躍できていた気がする。
新しく登場したアクアマン、サイボーグ、フラッシュもとても魅力的で、それぞれの単独映画が楽しみだ。個人的には、特にフラッシュの映画が待ち遠しい。
まだ分からないが、次回作以降でのグリーンランタンやアローの登場に期待したい。
予告パートがあるので、これから観る人は、是非、エンディングロールの最後まで観て欲しい(※フェイントのように途中でオマケパートがあるので注意。ここで結構な数の人が脱落していた…)。
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どうしてもアベンジャーズの既視感があるので、点数は少し低めに。またネタバレは一切書いてないが、書いてないことが逆にヒントになってるかな。そして、そのネタバレに関わる部分でも少し点が低めになっている。
ザック・スナイダー監督の降板理由は、娘のオータムさんの自殺とのこと。ご冥福を…。