このレビューはネタバレを含みます
こんなに先を観進めるのが怖かった作品も久しぶりで途中何度も止めて見進めようかはたまたエンディングまで飛ばしてしまおうか迷った程。
エヴァが完全に自由になる為にはエヴァを知っている者が誰も居ない事が条件となる。
それ故に彼は閉じこめられた。
彼が気付くタイミングがあったとしたら、エヴァが倒れていた彼を気遣う事もせずに部屋を移った事だろうか。
エヴァが本当に彼を好いていたとしたら少なくとも別れの一瞥位はあったのかもしれない。
ネイサンも実はAIだったという仮説も立てながら観たけど、もしそうであったらネイサンが刺されても倒れず、その屈強な身体でAI二体を倒すという収拾の付かない大変ダークな終わり方になっただろう。
エンドロール直前の数学的模様はまた素晴らしい程に美しくある。
ポンコツの私はプログラムを書け無いからそれをさっと出来る人達が羨ましくもある。
ただ超を超える程な未来的な設備なのにセキュリティが物理的なカード一枚という点は疑問を持ってもいいのではなかろうかと。
最後に付け足すとするならば見終わった暫くは自分自身の動きが少しエヴァのようになるという点。