もとまち

さよなら、ジョージ・アダムスキーのもとまちのレビュー・感想・評価

3.3
オフビートなノリで行くのかなーと思ったらゾッとするようなカットが挟まれたりして、流石『ほん呪』と『闇動画』を支えた監督だけのことはある。不意のホラー演出が冴えまくり。お母さんは呆気なく死体になるし、ボケた斎藤洋介は幽霊でしかない。ゼロ年代の空気が真空パックされたようなフィルム撮影の美しさ。バスの中へと差し込む穏やかな冬の陽光があまりにも素敵すぎる。
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