ドラマ版7作は全て見ています。
日本映画の規模では本格的SF映画を撮るなんて完全に不可能です。
そこでCGや高価なセットなどはできるだけ使わず、設定と人間の演技だけでどこまで観客を楽しませることが出来るかにかかってきます。
予算が無いなりに頑張っているのは分かるが、見せ場がヘリのドッグファイトとイングラムの短時間の戦闘シーンというのは流石に少し寂しいものがある。
パトレイバーが流行ったのは20年以上も前であり、所詮は過去の亡霊の栄光を使った、一般人にはとても見せられないマニアックすぎる作品ではある。
内容もアニメ版の映画2作目と雰囲気がとても似ているが、やはりSFという部門は日本の映画でやるには決定的に予算が足りない。
少ない予算・製作期間の割には頑張ったと思うが、それはあくまで日本映画としては・・・だ。
結果としては、ドラマ版7作のが楽しめました。
やはり映画版だとハードルが上がっちゃいますね。