このレビューはネタバレを含みます
劇場版パトレーバー2の事件から13年後という設定で「2015年版パトレーバー2(実写)」という感じの作品です
前回の首謀者である柘植は刑務所に収監されており、今回はその柘植の親派が中心となって、13年前と同じように首都を舞台に「戦争」を繰り広げる
クーデター実行の核となる戦闘ヘリグレイゴーストを操るのは「憂国の情も志も」持たず、身元も不明の謎の女(名前と痕跡を辿ると、数年前に天涯孤独の身で13歳で病死した少女と一致←幽霊?)
グレイゴーストも熱光学迷彩により幽霊のように自在に姿を消すことができ、「見えない敵」というのが今の時代を反映しているようです
前作での後藤と荒川の会話は、後藤田(筧利夫)と高畑(高島礼子)によって再現され微妙に現代風になっている気がします
実写版パトレーバーのシリーズの最終話から続く劇場版
初代と微妙に名前が似ている特車二課3代目の面々や新キャラの高畑などシリーズで知ってから観る方が楽しめると思います