このレビューはネタバレを含みます
アニメ版のメンバーから3代目の設定なのですが、ポジションは似通った人々が配置されております。
お笑いとか痛快アクションを期待してゆくと、たぶん肩すかしをくらうでしょう。
レーダーからも目視からも消える事のできる戦闘ヘリコプターが、操縦者とともにテロリストの手に渡り首都が攻撃されるちう内容だけれども、ずーっと説明とかの語りが続くので、ぼやぼやしていたらおいてきぼりを喰らう事必至。
ずっとパトレイバー見て来た人じゃないと、話について来られないんじゃないだろうか。
終盤にようやくアクション始まるんだけど、レイバーの登場は終了20分くらい前でしたん(タイトル、パトレイバーなのに)
個人的にはまあまあ楽しめたんだけど、1本の映画作品としてみると、ちょっとう〜んと唸っちゃいます。
「ニッポンが戦場になる」って謳ってるんだから、もうちょっと破壊してもよかったんじゃないのう?
テロリストの基地での銃撃戦とか、最後のヘリとの戦闘はそれなりに迫力あってよかったんだけど。
あと、最後に墜落したヘリから灰原が生還するとこで終わるって、これは暗に続きを示唆しているのかねー?
前半説明に費やして、あげくにこの終わり方ってなんだかなぁ。
続いてもいいんだけど、その回だけでも楽しめるようにしてほしかったな、エンターテイメントならさ。
「今時レイバーかよ」という空気の中を、ハチロクのように活躍するってハナシが見たかったな。
最後、明のレイバーがヘリを撃つけど、カーシャも高畑も狙撃してたから、誰のが致命傷になったかはわからないもんね。
実写レイバーが動いただけで嬉しいっていう人にはいいかもしれないけど。
個人的には、カーシャが良かったです。
アクションも決まってたし。
クールビューティ大好きどす。