OSHO

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカのOSHOのレビュー・感想・評価

4.0
MCU(マーベル)シリーズ13作目、フェーズ3の1作目。

本作は3点、
①登場人物(アベンジャーズ)増えすぎ
②ヒーロー映画の宿命に向き合ってる
③ストーリー詰め込みすぎ
全体を通してなかなか面白かった。

まず、登場人物(アベンジャーズ)が増えすぎ。
ブラックパンサーとスパイダーマンが突然、初登場するし、前作の主役のアントマンも早くも再登場。
キャプテン・アメリカの恋人候補も現れるし、登場人物が多くてゴチャゴチャしている。
MCUシリーズ、今後はずっとこんな感じになってしまうのか…

2点目は、ヒーローものの宿命に向かい合っているということ。
ウルトラマンやゴジラでもそうだけど、実際、正義の味方側も結構、人殺ししている。
途中でヴィジョンの台詞にもあったけど「ヒーローがいるから、悪もいて、市民の犠牲者が増える」
その問題に向かい合った作品でもあった。

前回の「キャプテン・アメリカ」でSHIELDが崩壊してからは、完全に自主的に正義の味方活動をしていた。
いくら人助けしても、そこで多くの一般市民が亡くなったり、損害を受けているのも事実。
そこで世界の政府は、アベンジャーズを国連の支配下に置こうとする。

その国連の支配下になることを受け入れるアイアンマン側とあくまで独自性を大事にしようとするキャプテン・アメリカ側で対立し、結局、戦闘になってしまう。

本作は、登場人物増やしすぎで、テーマはしっかりしていて、アベンジャーズの内部抗争があって、そして、この内部抗争をさせるための裏の組織があるという構造になっている。
仕方ないかもだけどストーリーは意外と複雑だし、脚本もこなれている感じはしなかった。
それでも十分には面白かったけど、スッキリはしませんでした。

以下、私の個人メモ

☆アイアンマン
△ウォーマシン
△ブラック・ウィドウ
△スパイダーマン(アベンジャーズ加入?)
△ヴィジョン
△ブラックパンサー(アベンジャーズ加入?)

★キャプテン・アメリカ
▲ファルコン
▲ホークアイ
▲ワンダ
▲アントマン(アベンジャーズ加入)
▲ウインター・ソルジャー(敵だったはずだけど…)

お休み
◎ソー
◎ハルク 
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