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ゼロ・モティベーションのマのレビュー・感想・評価

ゼロ・モティベーション(2014年製作の映画)
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結局戦争なんて男だけが男達で抱え込んでるモノであり、そこから弾き出される女性にとっては 国のしてる事なんてあまり関係が無い。関係がない故に、民族浄化 パレスチナの人々を殺戮する事の正当化を簡単に受け入れる事が出来る空気感も何となくあった。でもオチは、それこそ殺し合いに参加しなかったからこその勝利では?

タリア・ラヴィ監督は、当たり前といえば当たり前だけどゴリゴリにイスラエル派で、新作も「ハマスの攻撃にいち早く気づいたIDF女性兵士」をテーマにするらしい が、その点(個人の思想)に関しては否定も肯定も出来ないので別問題と考える。ただ個人的にはイスラエル軍のしている事には断固反対する。し、やっぱり国の虐殺を内面化して映画を撮ろうとしてる以上 この映画のテーマとは矛盾してると思う。フェミニズムとしてやってくる虐殺、クィアベイトとしてやってくる虐殺。
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