すとんこ

ニンジャ・アベンジャーズのすとんこのレビュー・感想・評価

ニンジャ・アベンジャーズ(2013年製作の映画)
3.5
本作で知る衝撃の事実!
第二次大戦時、南方戦線にて「忍者部隊」が派遣されていた!!Σ( ̄□ ̄;)
そして現在、その僅かに生き残った忍者の一人が開く忍術道場、そこの一人娘と結婚した我らが「スコット・アドキンス」☆

つつましく道場経営しながら生活しているふたり。
道場娘の嫁が発作的に
「私のお腹には赤ちゃんがいるの。だからチョコレートと海苔が食べたい」
と深夜に眠るスコアドを叩き起こし、いっちょ行ってこいとパシらせます!
嫁の突然の謎言動に、「お、おう」と深夜のコンビニに行くスコアド。
しかし、いざレジでの支払いのとき、動揺していたためか財布を忘れたことに気付くスコアド!
少しハニカミながら「財布わすれちゃったよ」なんて家に戻るとそこにあったのは嫁の惨殺死体!!
「なぜオレの嫁が!?
一体誰が!?
許せん!復讐じゃーーーっ!!」
ってことで、怒りのリベンジロードに旅立つ話☆

では本作の見所ポイントを挙げていきたいと思います♪(導入部もなかなかの見所だと思いますが)

この手の作品ではお馴染みの、味わい深い謎の日本描写は押さえ目ですが、「万力鎖」という珍しい忍具が登場します!これによって嫁は殺害されました。要所要所で登場しますので要チェックです!

スコアドが市場で買いだしして、せっせとDIYでこしらえる“仕込み針”。これは往年の「タクシードライバー」を思わせる名場面☆

「ドモ、アリガトゴジャイマス」
不思議と外人の話す日本語はとても愛らしく感じてしまうのはわたくしだけでしょうか?
本作でも“スコアドペロペロ”なプリティジャパニーズが炸裂しております!!

そして取って付けたような黒幕展開が待っていますが、そこら辺も本作に限っては全くマイナスポイントにはなりません!
むしろ、「よっ!待ってました!!」と声を出したくなるほどです☆

気になった点は二つ☆
ひとつは、“三角蹴り”の使い手を探す場面で、日本語訳ではそう表記されてますが、実際にその“三角蹴り”と思しき技を見るとそれは“空中三段蹴り”が適当ではないかと。英語では“triple kick”となっているわけですし・・・

もうひとつは、九字の印を結ぶシーンで、
「臨、兵、皆、陣、烈、在、前!」
ってあれ?
「闘」と「者」が抜けてるよ!!と思ったぐらいですかね・・・

キレっキレのスコアド・アクションを堪能するためにもドススメな一本(* ̄ー ̄)

あ、そう言えば、わたくし的に恥ずかしながら、ケインのアクションをまともに見たのは初めてでした☆
逸材ですね、彼は・・・もっとたくさん映画に出て欲しい☆


いっそのこと、スコット・アドキンス、ケイン・コスギ、ゲイリー・ダニエルズ、マイケル・J・ホワイト、マット・マリンズなど、格闘系アクター総出演でゴリっゴリの格闘映画作ってくれないかな~なんて夢見てしまいます( ̄ー ̄)
監督は「デッドロック」シリーズ撮ってる人がいいかな♪

っつか、わたくしが大金持ちだったら絶対に作りますね♪
すとんこ

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