原作の通り？真摯真剣というよりふざけ気味
女流漫画家ものを原作とする本作。その読者だけに向けて作られた映画ということは勿論ないだろうが、これを見て視聴者に何を感じさせ何を訴えようとしたのか全く分からない。
悪いことに真摯さや真剣さより、「ちょっと変わったことやってみようか！」「これ面白いんじゃないの？」というような軽薄な実験精神が随所に感じられ不愉快な気分が募ってくる。
何れにしろ個人的には見た分の価値を見いだせない軽佻浮薄としか言いようがない不出来な映画。
俳優陣に全く罪はないと思われるが、製作陣と監督がリアルに腹を詰めてくれればこちらも少しは溜飲が下がるかもしれない。
マイナス二つ星
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