MASAYA

スター・トレック BEYONDのMASAYAのレビュー・感想・評価

スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)
3.9
公開初日の今日、朝一で観賞してきました!

とりあえず2Dで観たことを少し後悔ですね。
というのもシリーズ史上最も壮大なスペクタクルSFアクションに仕上がっているからです。
巨大なスクリーンいっぱいに広がるスケールの大きい未来都市なんかはIMAXで観たかったですし、それ以上にアクションシーンで画面がこれでもかというくらいに上下左右に揺れます。これを平和島や豊洲の4DXで体感していたら楽しさが増幅したのは間違いないでしょう。

内容に関してですが、AOS1作目では主要キャラクター達の出会いを描き、2作目ではTOSの大人気キャラクターの再再来が注目すべきメインポイントとなっています。
けれども今回は新キャラや新しい戦艦が登場し、前2作とはテイストが異なっています。
監督がJ.J.エイブラムスからジャスティン・リンに変わった影響もあるのでしょうか。。

ストーリーとしてはサイモン・ペッグの見事な手腕のおかげか、分かりやすく、且つエンターテイメント性が高くなっています。
戦艦が『スタートレック 叛乱』で描かれたような反射ホログラムによる遮蔽装置で隠されていたり、クライマックスの戦闘では思いもよらぬ戦法で敵を打ち破ったりと思わずテンションがぶち上がったります。

さて、今回の敵はクラール(バルサザール・エディソン)は、ロミュラン戦争(2156~2160)で活躍した英雄なのですが、とある事情があって絆や友情というものの存在を信じることができなくなっている、何とも悲しいトラウマを抱えたキャラクターです。そのせいでロミュラン戦争後(2161)に設立された惑星連邦を目の敵にしています。

もう一人のメインキャラクターはジャケットにも写っているジェイラーです。こちらも新キャラですが、味方なので一緒に戦います。
彼女の過去もクラールと関わってくるので重要です。

トータルでは十分楽しめましたが、U.S.S.フランクリンなどという新しい戦艦などが多く登場し過ぎて、頭が混乱しました。
新時間軸とはいえ、ある程度沿っているはずですから、これって過去の劇場版TOSで登場したっけ?忘れてるだけ?それともテレビシリーズのみの登場?などと多少混乱してしまったのがマイナスポイントです。

まあ過去のエンタープライズとかが出てきたところで、スターウォーズのスター・デストロイヤーのように~級とかが色々存在するので区別できないんですけどね(^^;

観賞方法は派手であればあるほど楽しめると思います。


2016.10.21
MASAYA

MASAYA