hisauk

母と暮せばのhisaukのレビュー・感想・評価

母と暮せば(2015年製作の映画)
3.6
1948年、長崎。
助産師で一人暮らしをする伸子の元へ3年前に原爆で死んだ息子の浩二が現れる。
その後たびたび母の元へ現れる浩二だった。


戦後から79年。
原爆の悲劇は今もなお日本人の心の中に強く強く残る。

ファンタジー感覚だったが、しっかりと人の強さ、優しさ、弱さ、醜さが描かれていたと思う。

吉永小百合、二宮和也が素晴らしい演技だった。

アメリカ映画を観た母の話を聞いた浩二が言った印象的なセリフがある。

「素晴らしい映画を作る国が原爆も作る」


山田洋次監督作品
hisauk

hisauk