このたび本作品が、晴れてマイ「二度と観たくない映画」ベスト1位に輝きました。
参った。
UPLINK Cloudのオンライン上映で観て正解だった。
劇場で観ていたら、どんな顔して映画館を出ていいのかわからなかった。
ひとりで観て正解だった。
劇場で他のお客さんと一緒に観ていたら、上映後の空気にきっと耐えられなかっただろう。
完膚なきまでに叩きのめされた。
少女の絶望に。怒りに。哀しみに。祈りに。
継父からの暴力と性的虐待。新興宗教にハマる母親。
街では死体から骨だけを抜き取るという猟奇殺人事件が相次ぐ。
少女は殺人現場を巡礼し犯人への想いを綴る。
アイタイアイタイアイタイアイタイアイタイアイタイアイタイ
アイタイアイタイアイタイアイタイアイタイアイタイアイタイ
彼にアイツを殺してもらいたいの?
それとも…。
すでに感情さえ死んでしまっていたように見えた少女が、
ラストシーンでみせた感情の爆発がいつまでもいつまでも心から離れない。
〝絶望〟を描ききった映画だと思う。
鑑賞直後は「二度と観たくない!」って思ったけど、
不可解なシーンの意味とか、時系列がおかしいところとかいろいろ確認したくなり、
視聴可能期間中にもう一度観ようか迷っています笑。