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陽だまりハウスでマラソンをのMATAOのレビュー・感想・評価

2.7
最近ランニングが趣味なのでマラソンの映画を見てみました。
老人ホームに入った元オリンピアンのおじいちゃん(パウル)が、ベルリンマラソンに出場するという作品です。
老いても目標があるのは素晴らしいことで、老人ホームでオリエンテーションしているよりも輝いて見えます。
ラストまでひねりはなく分かりやすいストーリーでメッセージは明確でした。

パウルの完走タイムは出ていませんでしたが、途中で表示された数字から推測するとサブ4くらいでしょうか。でも全然そんな走り方に見えなかったです。
また、4万人もランナーのいるベルリンマラソンであるにも関わらず、たった一人でゴールする上に大観衆が感動するという演出にかなり違和感がありました。
高齢でブランクのあるフルマラソンは危険が伴います。万が一事故があった場合、理由はどうあれ老人ホーム側の責任も問われるでしょう。
このあたりを少しでもリアルに近づけられたら良かったのにと思いました。
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