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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューションのJのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シリーズの最終話らしく綺麗に締めた。最終作も壮大かつ面白みがあって良かった。この世界観あってこそのハンガーゲームやね。

このシリーズってそれなりに面白いのに、それに比例するほどの感想が出てこないのはなんでやろう(笑)。印象に残るシーンが少ないから? ストーリーの要素自体が少ないから? 感想の量に対して、観たという見応えの方が圧倒的に多く感じる。

首都キャピタル鎮圧作戦のいろんなトラップを潜り抜けながら少しずつ侵攻していく感じ、もう完全に普通の戦争映画やったけどワクワクとドキハラがあって見応えあった。

クレシダとポラックスが生き残ってくれて良かった。ただ、たくさんの味方が犠牲になった…。特に、妹のプリムに関しては、最後の最後に反乱軍側の作戦で半故意的に犠牲になってるから観てる側の驚きも相当やった。

スノー大統領の処刑でコイン首相を射抜いて同じ過ちを止める流れ、さすがカットニスと言える展開やった。そこからのゲームマスターのプルタークがその結末を見透かして得する展開が、まさしくゲームの支配者って感じがして作品タイトルの"ハンガーゲーム"を見事に表現した終わり方やった。

ラストは無事にハッピーエンド。ピーターとも再会できたし、故郷にて静かで幸せな暮らしを掴んだし。このタイプのアクションアドベンチャー映画らしい良い終わり方。
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