cyberiancorgi

ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲のcyberiancorgiのレビュー・感想・評価

3.0
自分の手で選別できる範囲に生き物の命があって、それゆえの驕りが、生物をコントロールすることが可能だとゆう錯覚が人の罪として描かれている(これノエのカルネと言ってること同じじゃない?)。肉屋のシーンが反復されるのもきっとそのせい。
でも実際はコントロールなんてしちゃいけないし、そもそもできないし。いつまでも従順であるはず保証はないし。
だからその傲慢さに対しての逆襲を描くことに意味がある(これはNOPEと一緒じゃない?)。
てゆうかこれ猿の惑星じゃない?
ってゆう映画史が紡いでいるものを感じさせる要素があって、映画って意外と何でも繋がってるんだよなあと。
犬は絆も恨みも覚えてる。それはまるで人間のように。感情もある。知能もある。どうして人間の方が上だなんて思えるのか。
ラストのモフモフ大集合は圧巻。
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