ぢん子

皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇のぢん子のレビュー・感想・評価

5.0
ブレイキング・バッドを観た時にメキシコの人とおぼしき3人衆が麻薬王の歌を歌っていた。陽気なメロディーで賛美の内容だったけど、実は残酷だった。ナルコ・コリードというジャンルだそうだ。
「カルテルランド」凄い、と思ったけど、私はこちらの方がキツかった。
ナルコ・コリードの歌手と、フアレスの警官。
「カルテルランド」的なドキュメンタリーかと思って観たが最後。しんどかった。ネタバレに書く、私が一番苦手とするのが出てきて、あ絶対ヤバイ、と冒頭で思うも、引きずられる。
殺人事件に駆けつける警官がマスクするって。
「ギャングと付き合いたい!♡」と笑顔で答える女子学生って。
ナルコ・コリードの歌手が本物の麻薬ギャングの上の人と会って歌を歌ってお礼に銃貰ったりって。
感覚が狂わされる。
ぢん子

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