目が覚めるたび違う外見の人間になる・・。
18歳からずっと、それは外国人だったり老人や子供のこともあるし、男女性別もまちまちな人間として一日を過ごすんです。
そんな彼はそれを受け止めてくれる母と親友の助けを受け、オーダーメイドの家具職人として暮らしています。
ある時、アンティークの家具屋さんで、自分と似て、お客さんのことを、そして家具を大切に考えるイス（ハン・ヒョジュ）に出会い、違う外見で毎日のようにイスに会いに出かけるようになります。そして二人の恋が始まり・・。
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ハン・ヒョジュさん、大好きなんです‼️
ユン・ソクホ四季シリーズ「春のワルツ」のヒロインで、「華麗なる遺産」「トンイ」などのテレビシリーズをずっと観ていました。
気取らない普通っぽさがいいんだよなあ。
もう今作は彼女の魅力が全開していると思います。bluray買ってずっと大切に（意味違いますね！）持っていました。
彼女と恋に落ちるウジンを演じたのはなんと126人！
ペ・ソンウさんやキム・サンホさんはもう出落ちレベルです！王道を行くのはパク・ソジュン、イ・ジヌク、ユ・ヨンソクさんなどなど。
女性のウジンは上野樹里さんも演じました！
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素晴らしいなあと思ったのは、通常「心を愛する」ことを尊びますが、でも本当にこんなんなったらどうするのかと真正面からぶつけてきたところ。
元は短いCM？みたいなものを、CM畑の監督が見つけて長編にしたそうですが、発想もさることながら、映像は確かにCMのようにキャッチーで美しいです。全体にボケを多用していて、それもCMっぽいとこですが、一番はウジンが別れを告げるとこ。演じたのは「毒戦」などで奇怪な役を演じて、後に事故死してしまったキム・ジュヒョクさん。ここでも渋い演技です。
このシーン雪の日設定なんですけど、ロングのワンカットが見事です‼️
あとお芝居で良かったのはユ・ヨンソクさん。あんまり詳しく言えないけどすごい切ない表現力です。
顔がわからないから、ウジンがイスに気付くしかない。逆にいうと何かあっても気付いてあげられない苦しみや恐怖・・。
あとはコメント欄にしよ。
キム・ジュヒョク（1972-2017）出演映画＜第13作＞
