あなえ

はじまりへの旅のあなえのレビュー・感想・評価

はじまりへの旅(2016年製作の映画)
4.1
妹の家の子供と妹夫婦がすきくなかった
とは言え、パッパの家も、父と母が相当聖人じゃ無いと子供は息が詰まりそうかも
と思ったけど、みんな元気に幸せそうだし、パパに反論できないわけじゃなくてパパと対等に話せてそうで安心した

「森のパパは自分の価値観で子供育てすぎ!」的な意見もあるかもだけど、そもそも家族で過ごして完全に自分の価値観を排除できることなんてあり得ないし、周りと同じように学校行ってゲームしてって環境も考えてみれば同じくらい、いや、むしろより偏った価値観の中に存在していると思う(妄信的に周りと一緒であることが正しいと信じているし、そもそもその環境を選択してる感覚すらないし!よく考えてみれば教育や人生で学ぶべきことを西欧主義に根付いた制度の中で親自身が考えることなく他人任せに学ばせているともいえる)ので、
もはやどんな環境が好きかは好みだよね

まあ、とは言え義務教育みたいな環境は、みんなにチャンスがある気がするし、学校教育の科目になってる勉強は私的には得意だったのでまあ私は幸せなほうかな!
役に立ってるとは言えないけど😇

もう、生まれてくる子供も自分の家庭の環境には、ある程度は諦めるしか無いのかもね


自分にとって豊かな人生とはなんだろう?
って考えると、どちらかと言えば森の家族がしてることに通ずるけど、岩に登る訓練とかはいまさらしたくないし、ジャンクフードもたまには食べたいし、虫とか怖いので悩む🧐

でもまあ、パッパの子供達みたいに、小さいうちからこの世界への批判的な眼差しを持っておくことができれば、ジャンクフードを食べるにしても食べないにしても、自分が幸せになれるように賢く生きていけるかもね

そんなことを考えてたらずっとグルグルするけど、そう言えば人生って、どんな環境でなにをしたって、生まれて生きて死ぬだけだし、歴史に名を残す偉業を成し遂げても成し遂げなくても、別に後悔することがあってもなくても、そんな誰かの記憶も生まれては消えるわけだし、私の記憶や意識も生まれては消えるわけだし、なんか、わかんない!笑
何してもいいし何もしなくてもいいし、
もうなんか、なんでもいいかも!🥳

まあ、まとめると、いつかは体も記憶も残した記録もすべて消えてしまうだろうけど、今感じることができる間に、好きな人たちと過ごす一瞬を楽しんで、忘れるまで覚えておこうと思った!
それが生てる間の私の幸せな気がする🤔
生きて死ぬだけの人生の中で無駄で容量悪い部分かもだけどそれこそがきっと、私の消えてく人生の味だねぇ〜

そう思うとマッマの歌って踊る火葬とかすごい素敵だった
あと個人的にボウが最高の状態のチェリーボーイで、最高だった🍒
あなえ

あなえ