鍋レモン

かたつむりの鍋レモンのレビュー・感想・評価

かたつむり(1966年製作の映画)
3.2
⚪概要とあらすじ
ショートフィルム。

元気がない野菜におじいさんはあれこれ試してみるも...。

⚪感想
昨日鑑賞した『ファンタスティック・プラネット』の同じ監督のショートフィルム。

世界観変わらずこの独特の深みが良い。

イラストのほりの深さというか影がなんとも言えない。

女性が裸で逃げ回っていたりカタツムリが人を轢き殺していたりとなかなか怖い。

おじいさんは気づいてなさそうなのがもどかしい。

野菜の葉を立てる方法や涙を流す方法の発想が面白すぎた。

以前観たこの方たちの作品ではないと思うんだけど赤と黒が基調の人魚を釣るようなシーンがある作品を思い出した。



⚪以下ネタバレ



元気がない野菜。おじいさんの涙によってすくすく育つ。そこへかたつむりの集団。食べて巨大化。街を壊す。それを見て悲しい顔をするおじいさん。今度はにんじんを作るおじいさん。待ち構えているうさぎ。
唐突な展開な気がするけど面白い。

おじいさんの涙には謎のパワーが!!

⚪鑑賞
配信サービスで鑑賞。
鍋レモン

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