Masumi

群青色の、とおり道のMasumiのレビュー・感想・評価

群青色の、とおり道(2015年製作の映画)
4.0
鑑賞日:150711・舞台挨拶@渋谷ユーロスペース

仮面ライダーWの桐山漣くん目当てで鑑賞。意外と(?)評価高いから少し期待してましたが...すごく良かった!桐山漣くんってダメ男な役が多そうなイメージ(失礼)だったけど、等身大の28歳の青年の役を好演してました。他の役者さんも、地味に良かったです。

小さな鉄工所社長の頑固な父と、家を飛び出してから10年経ち父の病気をきっかけに帰郷した売れないミュージシャンの息子。
2人の交流を中心に、母・妹をまじえた家族や、幼なじみ・昔の恋人...様々なあたたかい絆が描かれてます。

特にわたしは、父と息子のシーンが好き。
ぎこちないけど、病気のことを家族に打ち明けられずに久しぶりに再会した息子を頼ったり、父息子2人で将棋さしてるシーン等、なんだかすごく微笑ましい。父の夢と息子の夢が重なるラストもすごく好きです。

佐々部監督作品はツレうつ、東京難民を前観て、どれも泣いたけど、これが一番好きかも!素敵な脚本書きますね〜

back numberの曲も良くて、何度も聴いてます。この映画に出会えて良かった。
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