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キリマンジャロの雪のkazu1961のレビュー・感想・評価

キリマンジャロの雪(1952年製作の映画)
3.0
🔸Film Diary————————————————-
▪️本年鑑賞数 :2021-519 再鑑賞
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 ※※※/1001

🖋アーネスト・ヘミングウェイの『キリマンジャロの雪』を20世紀フォックスが当時の大スターを集めてヒットした作品ですが、その原作は短編でキリマンジャロの麓で死にかかった作家が過去の回想を妻と行うのをあっさりと描いた作品のようですが、残念ながら、映画ではその回想をヘミングウェイ的な世界を旅する2時間の作品に膨らませた事もあり、プロット構成がいかにも散漫でかつ強引で間延びした作品に感じてしまいます。

🖋見どころは、作品の先般を通してのカラーリング、色使いが素晴らしいのと、その回想がかって愛し合った3人の女性を思い出すのですが、その3人が凄い!!(これがヒットした要因だと思われますが)こと。エヴァ・ガードナー、スーザン・ヘイワードそしてドイツ映画の大スター、ヒルデガルド・ネフ。この3人の個性と華やかなラブシーンが見どころですね。でもやはり、原作から離れて膨らませ過ぎたところに苦労の跡が見て取れてしまう作品です。。。

😣物語は。。。(参考:Yahoo movies より)
主人公ハリーはシカゴでの初恋に破れて以来、世界を放浪する身となった。パリで知り合ったモデルをするシンシアとの恋は熱烈だったが、家庭を持ちたがる彼女とは衝突も多く、彼女の故意の流産が原因で一旦は破局を迎える。リヴィエラでは彫刻家の伯爵夫人リズと関係を持つが、これは一時の逃避、気休めにすぎなかった。スペイン内戦に義勇軍として参加、束の間のシンシアとの再会に愛は再燃するが、彼女はそこで還らぬ人となってしまう……。

🔸Database————————————————-
🎥邦題 :『キリマンジャロの雪(1952)』
原題(英題):『The Snows of Kilimanjaro』
🎥製作国 :アメリカ
🎥初公開 :1952
日本公開 :1953/01/13
🎥上映時間 :114分
🎥受賞 :※※※
🎥監督(製作):ヘンリー・キング
脚本 :ケイシー・ロビンソン
原作 :アーネスト・ヘミングウェイ
撮影 :レオン・シャムロイ
音楽 :バーナード・ハーマン
出演(声優):グレゴリー・ペック、スーザン・ヘイワード、エヴァ・ガードナー

🔸Overview (映画. comより)———————
「愛欲の十字路」と同じくダリル・F・ザナックが制作しヘンリー・キングが監督に当たったテクニカラーのメロドラマ1952年作品で、原作は「誰が為に鐘は鳴る」のアーネスト・ヘミングウェイの短編、脚色は「さすらいの涯」のケイシー・ロビンソンである。撮影は「愛欲の十字路」のレオン・シャムロイ、音楽は「地球の静止する日」のバーナード・ハーマンの担当。主演は「愛欲の十字路」のグレゴリー・ペックとスーザン・ヘイワード、「栄光の星の下に」のエヴァ・ガードナー、「暁前の決断」のヒルデガード・ネフで、「砂漠の鬼将軍」のレオ・G・キャロル、「黒ばら」のトリン・サッチャー、エヴァ・ノリング、ヘレン・スタンリー、マルセル・ダリオらが助演する。
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