3月で終了してしまうGYAO!
名作ピンク映画⑤
『逆さ吊し 縛り縄』の続編。
テキサスファンタ映画祭など招待され、アメリカではDVD発売され、カルト作となっているそう。
前作で敗れたスケバンは地獄のローパーに復讐を誓う…！
その頃、恋人(青年)を女暴走族グループに拉致されたというおっさんが、「倒錯の館」に救いを求めてやってきていた。
そしてローパー、支配人、シスター、おっさんの四人組は青年を奪還すべく立ち上がる…！
前回よりもより無国籍アクション風。
今回のローパーは髑髏アイパッチに黒帽子、神父さまのコスチューム、そしてホルスターにはもちろん縄！
縄男、支配人、シスター3人組が並んでパンを口に咥えてる図は昔の懐かしいハリウッドニューシネマっぽく、無頼感たっぷり。
吹き荒ぶ風の音は西部劇。
蜘蛛の巣状に空間に貼られた縄プレイもまるでアートの域に達してる。
そして、最後はやっぱりチェーンvs縄のタイマン勝負。
夕暮れ、ほんとの大型クレーン機による宙吊り…となんだこれ。
「あなたを愛しています… 」
「お前が愛しているのは…縄だ」
「いいえ、あなたの縄でなければ」
「おれは全てのマゾヒストに必要とされている。いわば博愛のサディストだ」
全編に渡ってこんなムードでノリまくっている。
