ありがとう

春琴抄 お琴と佐助のありがとうのレビュー・感想・評価

春琴抄 お琴と佐助(1935年製作の映画)
3.2
谷崎潤一郎の原作が好きすぎるゆえ、これは辛口評価せざるを得ない。脚本とヒロイン春琴役がとにかくアカン。そこ一番肝心なトコだから。原作の行間、余韻……その辺の繊細なニュアンスを描写できていたとは到底思えないんだよね。言葉にならない、セリフ以外の表現が必要になる、難易度の高い作品だけど、この後何度も舞台化実写化されるだけの名作だから。
ありがとう

ありがとう