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春琴抄 お琴と佐助のlingmudayanのレビュー・感想・評価

春琴抄 お琴と佐助(1935年製作の映画)
2.5
原作が出版されてから数年も経たずに制作された最初の映像化作品。冒頭で田中絹代の姿をすぐに出さず、声や足を見せて焦らしてから美しい顔が映るのが良いと思った。ただこの前に観た大映版の2本、特に京マチ子版の方が面白かったかなあ。曲者が田中の家に忍び込んで熱湯をかけるシーンは陰影の使い方が印象的だったし、高田浩吉が目を潰した後にカメラがブレる主観ショットになるところも面白かった。
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