tosyam

男の償ひ 後篇のtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

男の償ひ 後篇(1937年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

田中絹代えんずる主人公は発達障害では。戦前における弱者障害者にたいする認識のあまさがしっかりあらわれた作品。まるでノロイのような不幸の連鎖。しかしそれはノロイなんかでも佐分利信のサゲチンなんかでもない。こうした弱者障害者にたいする認識のあまさが世界全体を世界大戦にまでいたらせてしまったのだ。ヒトラーは発達障害だった。今の為政者は大丈夫か。とにかく戦前の未分化な映画はジャンルをどうとらえるかわからないため評価をうちすてられたものがおおい。しっかり分析しなおすべき。とりあえず本作は学校IIとかの系譜の障害者映画の傑作。
tosyam

tosyam