Maoryu002

踊るブロードウェイのMaoryu002のレビュー・感想・評価

踊るブロードウェイ(1935年製作の映画)
3.6
スターを目指すアイリーン(エレノア・パウエル)は幼馴染の有名演出家ボブ(ロバート・テイラー)を頼ってニューヨークに来るが、彼に田舎に戻るよう説得される。諦められないアイリーンは周りの協力を得て、架空のフランス女優に成りすまして舞台に立つ。

とにかくみんなで歌って踊る、初期のミュージカル映画の色合いが強い作品。
ブロードウェイのショーをそのまま映画に持ってきた感じなので、そういう作品だと思って観ないと、とんでもなく退屈になるかもしれない。

それに、ラブコメとしてはかなり設定に無理があってもドタバタしてるんだけど、とにかくエレノア・パウエルのタップを見るだけで価値がある。

彼女の、同じ人間とは思えない動きにビックリだ。くるくる回りまくって、タップダンスだけでエンターテインメントを生み出すパワーが凄い!
特にラストのタップは圧巻なんだけど、自分としては前半に屋上で踊るところが爽やかで軽やかで一番好きだった。

相手役はロバート・テイラー。「哀愁」のイメージが強かったけど、とても若々しかった。
あと、テッドが着てたミッキーマウスのシャツが可愛い!
Maoryu002

Maoryu002