塩野ダイ

ノック・ノックの塩野ダイのレビュー・感想・評価

ノック・ノック(2015年製作の映画)
3.4
キアヌ・リーヴスを主役にした、イーライ・ロス流ブラックコメディ!!

前作『グリーン・インフェルノ』もある意味コメディの要素満点だったけど、あのモチベーションを期待すると、間違いなく肩透かしを食らいそう。もっとコメディ寄りというか、温め。
ゴアやグロを封印し、1人で留守中のイイカッコしいのマイホームパパを、美女2人が誘惑し肉体的にも精神的にも弄びまくる!『ドM必見』のイーライ・ロスの気分転換作品と言ったところか。

なので途中から、コメディとしてみると面白い!父親役にかなり無理のあるキアヌ。冒頭の父親全開の演技にはこっちが気恥ずかしくなる。タルめ中盤を越え、
いつあの『ジョン・ウィック』ばりの殺人術を駆使するかと思いきや… 今回はキアヌは普通のオジさんでしかない。

ただ普通のオジさんだからこそ見れる、弁明と言う名のヤケ糞な言い訳だったり、ミラクルなリアクション芸が見れる。

SNSの怖さ?や弄び方はもっとエグめであって欲しいし、ちょっとエンジン付くの遅いかな〜。ヤるならもっとヤってほしい!
オススメは『ジョン・ウィック』を観た後で本作に臨むのが対比もあって楽しめると思います!

犬は可愛い。
塩野ダイ

塩野ダイ