やわらか

スター・ウォーズ/最後のジェダイのやわらかのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

早く観たいと思ってたけど、混んでる日を避けたり風邪引いてしまったりで、品川20:30からのレイトショーでようやく鑑賞。普通の2D字幕。
 
これほどの作品になるとネタバレ回避も難しいのである程度評判(シリーズのファンには賛否両論あり)を知った上で観たけど、シリーズに愛着がなかったせいか悪くはなかった。
 
前作でもあった、あまりにもご都合良過ぎな展開は、2017年にもなってそれどうなのよと思うけど、シリーズリスペクトと言われればハイと頷くしかない。まぁでもそこが問題ではないんだろうな。
 
戦闘シーンとかロボットとか宇宙描写とか異星人とか、マニアな人には違いが分かるのかもしれないけど、自分的には他のSF作品よりも優れた何かがある、って気はしなかった。あ、宇宙空間でレジスタンスの爆撃機が被弾した後「墜落する!」って叫んでたのは???だった。どこに落ちるの?
 
そんなことはさておき、自分にとってはマーク・ハミルとキャリー・フィッシャーに若い衆を圧倒する貫録があったことが重要だった。それが最後まで感動を途切れさせなかった要因かな。扉の前に立ちはだかってミサイル撃たれたのに無傷なルークには胸が熱くなった。『逆襲のシャア』のアクシズ押しに匹敵する理不尽なシーン。
 
この二人の凄いところは、スター・ウォーズ以外のキャリアが全く凄くないところだと思う。ルークとレイアになる時だけが本物のふたり。ある意味名優より難しい。いろんな意味でお疲れ様でしたって言いたいな。
 
一方で、主人公役(?)のデイジー・リドリーやアダム・ドライバーはいろいろ展開があるけど、やっぱり無理して変わったことやらされてる感があるなぁ。フィンとローズも正直どこに魅力を感じればいいのか分からない。状況的に出さざるを得なくてしょうがなくのような気さえしたねぇ。
 
そんな訳で自分にとってはルークとレイアの最後の活躍が楽しめたことが一番の収穫だったかな。次作は旧い人も居なくなったことだし、若い人に思いっきり暴れて貰いたいかな。難しいかもだけど。
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