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スター・ウォーズ/最後のジェダイのsupgreenのレビュー・感想・評価

2.1
旧3部作のジェダイの帰還(当時は復讐)から映画館で見続けていたSWファンでした。
まだep7まではその世界観を失わず、本作に期待してみたもののシリーズ中では個人的には1番低い評価を…

全体的に脚本に深みがなくまとまりがない。レイの素性もはっきりしないまま持ち越し。どれも内容が安易でその伏線もない為に、繋がらなくフワフワしてて浅い。

特に何の訓練も受けてないレイアがいきなり宇宙遊泳、フォースの定義を壊してしまう。只の何でも出来る超能力だったといえる。作中最大のヒーローであったルークが甥の寝てる間に殺人を犯そうとする様な性格だっただろうか。ファンが減りました。

ローズのキャラ設定の真意がよく解らないし。スノークはやられ方があっけなすぎて、失笑するほどのラスボス感のなさ。
ライトセイバーを小枝の様に振り回す圧巻の殺陣のシーンも最早イマイチ。

感動なし、爽快感なし、心に残るものなし。
映像と音響の迫力だけは、映画館で観た方がいいとは思います。ただ、ずーっと旧部作から見てきたSWファンは、違和感を感じずにはいられない一作じゃないかな。

結局は最新作も映画館で見てしまうんですけどね。
EP9の感想はまた後日書きます。
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