ルトガー・ハウアーが珍しく正義の人で、お父さん。
親衛隊の制服似合いすぎ。
ヒトラーが生きている現在。
未だにソ連と継戦中のナチスドイツ。
ヒトラー90 歳の誕生日、祝いの式典と同時に進むアメリカとの国交回復交渉。
祝賀ムードの中、あるアメリカ人新聞記者が突き止めた驚愕の事実。
あり得たかもしれない架空のドイツ。
ノルマンディ上陸作戦の失敗により、世界と冷戦状態のドイツ。
話のカギは現実では常識だが鉄のカーテンの向こうの残酷な事実。
確かに原作は酷評を受けたが、それが映画に反映されて埋もれてしまうのは、なんとも寂しい。
色々想像してしまう佳作。