ナカノカナ

パリ3区の遺産相続人のナカノカナのレビュー・感想・評価

パリ3区の遺産相続人(2014年製作の映画)
3.6

親に愛されなかったと想う気持ち
誰かに愛して欲しいと想う気持ち
誰かを心から愛したい気持ち

そんな思いが溢れて、
間違いだと分かっていても足を踏み入れてしまう場所がある。


全て共感できた。
やはり不倫は何も生まないんだよ。


"貴方に愛されないなら、誰の愛もいらない"

わたしもそれでいい。
幾ら一度きりの人生だからといって、誰かの幸せを壊して手に入れられるものなど限界がある。
いつか辛くなる。

それなら独り、細々と、多少の楽しみを見つけて生きるまで。