kakuko

対話の可能性のkakukoのレビュー・感想・評価

対話の可能性(1982年製作の映画)
3.8
対話の見える化。
永遠の対話。
情熱的な対話。
不毛な対話。
野菜人間、食器人間、本人間がお互いを食い合い、相手をボコボコにして人間にちかくなっていくのなんか深い。
相手の意見とかをボコボコにするの良くないとかそういうふうな感じかと思ってた。
考え方の違いなのか、元々対話とはこういうことなのか。
野菜人間が1番弱いわけでなくてジャンケンのようになってるのが良いな、1番弱い奴はいない。
量産されるのはどういうことだ、批判してんのか、こうして人間が生まれたんですよって比喩してんのか。
粘土なのにエロかった、そこリアルじゃなくて良いねん、もっとエロいところをリアルにしてくれ。
なんか生まれたものをぶつけ合って、相手を破壊していくのおぞましい。
相手の出した話にきちんと合わせて返すって大切だなって思わせてくれる。
話が噛み合わなかったら疲れるよな。
相鎚ってことでもあるのかな、適切な返事できてたら疲れない。
同じこと言われたり、見当違いな話返ってきたら、わたしも顔ひび割れて「ハァハァハァハァ」言ってそうだ。
でも、同じことだったら「わかる」とかで意気投合しそうだけどな、そういうことはまた違うのかな。
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