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リリーのすべてのmasaのレビュー・感想・評価

リリーのすべて(2015年製作の映画)
4.1
2021年一発目の映画鑑賞。

画家の夫アイナーと妻ゲルダ。
一見幸せそうな夫婦だが、
アイナーの内面には女性リリーとしての一面が。
次第にリリーとして女性に目覚めてく。
性同一性障害と向き合った“リリーのすべて”を描いた実話ベースのヒューマンドラマ。


【感想】
切なくなるし美しい描写。

リリー、ゲルダの葛藤は
とても言葉にできないし、
心苦しくなる。
その中で、ゲルダの葛藤しながらも底知れない愛が1番印象的。

分け隔てなく人と向き合うなんてことはできなくも、誰か1人のためにここまで向き合える人は尊敬できる。


役者の話。
リリーを演じたエディ・レッドメインは本当に素晴らしい役者だと思う。
ファンタスティックビーストで知って、博士と彼女のセオリーでその表現力に脱帽したけど、さらにここまでの引き出しがあるなんて驚きしかない。
ここまでの熱量をもって役と向き合えるエディをこれからも応援したい。
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