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三つの顔のtychのレビュー・感想・評価

三つの顔(1955年製作の映画)
3.9
1955年 100分。ビルマ戦線で共に戦った戦友3人、岸(三國連太郎)、志賀(水島道太郎)、小林(伊藤雄之)は5年後東京駅での再会を約束。その約束の前日からの各々の動き。工事現場で働く小林は貸衣装屋で服を調達、岸はピストル強盗の一味に加わる。ボクサーの志賀はライト級のタイトルマッチを控え、八百長の圧力をかけられていた。約束の当日、小林はひたすら待ち、岸は逃げ回り、志賀は懸命のファイトを続ける。街頭テレビで志賀の活躍を知った小林もリングサイドに駆けつける。主演の3人がそれぞれに頑張った。水島のファイトも良かったが、足の悪いピストル強盗を演じた三國のギラギラした感じが印象的だった。
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