あけすけ。
夭折した歌手エイミーワインハウスのドキュメンタリー。
彼女のデビュー前の映像から亡くなるまでをまとめている。
今作観るまでエイミーワインハウスのイメージといえば、歌は上手いけれどお騒がせでヤク中アル中で、とんでもない姿をいつもパパラッチされていて、果てに亡くなったというもの。
それはそれで間違ってはないけれど、映像で見ると、彼女のその行動には原因があって悲しくなった。
『アイトーニャ』はドキュメンタリーではないけれど、主人公の周囲がバカばっかりで悲しくも面白かった。
対してエイミーの周囲はというと、ダメな人ばかりで、本人も感受性豊かな人であるがゆえに共依存をしてしまったのだろう。
彼女のしたいように曲作りや小規模なライブをすることができたなら、結果は違ったかもしれない。
カナリアを握りつぶしたのは誰なんだろう。
とてもいいドキュメンタリーでした。
Lala TV 2018/5/28。