ジョニマ

バリー・シール/アメリカをはめた男のジョニマのレビュー・感想・評価

3.7
この映画の最大のポイントとしては、トム・クルーズが主人公を演じてるということだけど、実話と断われると、モデルとなった人物本人はこんな良い男なワケはないだろうし、もっと地味な俳優が演じた方がリアリティという意味では良かったかもと思ってしまう。奥さんの美人さも含めて、こんなんワケないだろ、って思うのだ。
アメリカらしい壮大なスケールかつ複雑に入り組んだ利害関係者に主人公が翻弄されて行くという話なんだけど、登場するそれぞれの人物が相手を利用することだけを考えていて、結局は自分の利益しか考えていない。
善意や道徳といったものの入る余地はどこにもないのだ。
ある意味これが世界のリアルではあるのだろうな。
ジョニマ

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