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ラ・ラ・ランドのJのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.5
これはLAの人間模様やハリウッドの特殊性なんかちょろっと知ってると鳥肌立つかもwロスは、車社会で渋滞も多い。しかしながら個々の車に閉じこもっているわけだから隣や近くの人と交流なんてもってのほかだ。自分のテリトリーから外へ出て人と交わるのが難しい。例えばお酒をダウンタウンで飲もうなんて、滅多にできないかも。それらを一気にぶっ壊したかもしくは象徴的に描いた最初のシーンには度肝を抜いた!
物語はいたって美しい感じの展開だけど、昔よりも、巨大都市ロスでの人間関係の希薄さ、難しさを所々で感じた。女優志望だもっと友達いてもいいじゃん。音楽活動もロスだけじゃ無理でツアーをしないとならない。

アメリカらしさやLAらしさがふんだんに使われつつ、往年のミュージカルテイストで現代の恋愛模様を出す。これね、個人的にすげー気に入った。

エマストーンの、わかりやすくない美人さも彼女自身を引き立てた。

いい映画だったな。
街のことを知ると、俄然変わる映画だろうな。ロケ地は有名どころが多すぎて、それも分かりやすいけど、、まぁそれすらハリウッド映画ぽいというか。わざとそういう風にしてる感じも好感持てちゃった。
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