天

レジェンド・オブ・ヴィー 妖怪村と秘密の棺の天のネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

《Amazonの紹介文》
原作はロシアの世界的文豪ニコライ・ゴーゴリによる中編小説。18世紀、ロンドン。地図製作者のジョナサンは、トランシルヴァニアの未知の土地を地図に書き加えるための旅に出た。カルパティア山脈を越えたところで、彼は外界から孤立した小さな村を発見。そこでは、人々が村の中に潜む魔物の影に怯えながら暮らしていた。偶然に迷い込んだジョナサンは、この魔物の謎を解き明かし、村人たちを救うことができるのか…。


予告編はこちら👇
https://youtu.be/cpE7zKwWvPY

○「妖婆 死棺の呪い」と同じで、ゴーゴリの短編「ヴィイ」を映画化した作品。
○まずタイトル見た人が全員ツッコまずにいられませんね。「ハリーポッターと秘密の部屋」的な副題はどないやねん。AmazonもTSUTAYAも「アドベンチャー」に分類してるからアリなのか。
○今作のヴィーのビジュアルがヤバいです、集合体恐怖症の方は絶対ご覧にならないで下さい。「大きな目の中に小さな目玉がいっぱい集まってる」という昆虫の複眼よりキモい目をしてます(ヾノ꒪ཫ꒪ )ムリムリ
○今作にも、「妖婆死棺の呪い」でも出て来たホマーが老婆に積極的に迫られるシーンがあります。ちょっww無理無理wwと逃げ回るも捕まって跨られて空を飛ぶのは同じでした。
○主人公ジョナサンと恋人の間に生まれた赤ちゃんが超可愛い。
○ウクライナ、スラヴ、コサックという単語が出て来るのに全員話すのは英語。
○CGが安っぽい。
○妖怪村の住人の見分けがつかない。
○真剣に観たのに内容を掴めなかった。なんか負けた気がする(−_−#)

ヴィーの伝説と人間の欲望の醜さを絡めて描きたかったんだろうけど、主人公ジョナサンやその恋人の登場するイギリスパートを挟むせいで、テンポは悪いし流れを掴むのにもたつくしで「イギリスでの話全部要らんやろ!(ノ`Д)ノ:・'∵:.┻┻ 」とイライラしました。
恋愛も、アクションも、ホラーも、ヒューマンドラマも、謎解きサスペンスも、全部をちょっとずつ摘んで大皿に乗せてみたけど、ちんまりした美味しくなさそうな料理が出来ました、的な映画でした。
久々に「時間返せ」と思った作品でした('A`)
天