実話を基にしているとは信じられない作品です。ロッキーのような奇病を持ってば、持ってなくても時々卑屈になる私はさらに卑屈になって生きてしまうでしょう。でも彼は当然気にはしていますが、明るく生きています。周りの人たちがめちゃくちゃ優しいからということもあるでしょうね。それがうらやましかったです。
学校でも最初は差別的なシーンもありますが、彼の賢さと明るさに最終的に心が開けてきます。
残念ながらダイアナの両親は娘がロッキーのことをどれほど好きでも、ロッキーと娘との交際を認めることはありませんでした。
自分も含めて多くの人がダイアナの両親のようになってしまうと思いましたが、それがとても不思議になりました。あのバイク野郎たちみたいになりたいものです。
そんないい感じできていたにもかかわらず、ラストはあまりにも唐突でショックでした。一寸先は闇です。
