シネマドリンク

マネー・ショート 華麗なる大逆転のシネマドリンクのレビュー・感想・評価

4.2
マネー・ショート 華麗なる大逆転

2008年 🇺🇸ニューヨーク州マンハッタン ウォール街


4人の嗅覚が優れた男達が各仕事の中で苦悩や危険な賭けをする。

その賭けとは誰もが思ってもいなかった、金融破綻を地位早く察知し、浮かれた世の中で誰もが儲けていた時代にみんなと逆の投資をする。

その投資とは主に価値のない住宅や土地をまとめたパックされた債権をあたかも「これから値上がりしまっせ〜」と査定機関に嘘の評価をさせ市民や投資家が買い漁っていた!景気最高の時代。

このパックされた債権に価値がなくなった時の保険の様な商品を考えたので買いませんか?
条件として景気の上昇に応じてお金を払いますからね〜と銀行に持ちかける主人公達!

景気最高の時に下がる訳無いだろーと思っていた銀行はありがとうね〜お金を寄付してくれて(笑)とウハウハで取引に応じる!
★彡銀行員達は主人公達のアホとも思える投資に内心ドラッグ中毒的なバカな奴らと思っていた!

しかし、時代と共に徐々に悪くなった最初の住宅業界!住宅を借りている市民、変動金利で借金が返せないオーナーで下がっていく土地価格!しかし債権になどの価値が下がらず、利益が出ない4人達!

保険金として毎月払う額がキツくなる主人公達、明らかに破綻している債権に価値が続く理由を調べると不正か明らかになってくる!

リーマンショックが先がもか?逆に賭けた主人公達の資金不足が先か?

また儲かったとしても、アメリカの未来が良くなるのか?など大きな目線で考え手放して喜べない主人公達が目にした世界と行き着いた先は!


◉84C点!
映画を見る前に軽く勉強したのが良かった。
★彡ネットでアイドルやアイドルグループ、チケットを見立てたわかりやすいサイトのおかげで頭の中で整理ができました。
(不細工なアイドルで何も出来ないサムプライムちゃんがCDO48に所属しマスコミが価値を付けチケットにプレミアが付く!)などの例え説明が素晴らしい!★彡マネーショート解説で検索!上の方にありますよ!




◉その他違う目線から経済の暴落を見越した人達の主に4人の群像劇。

(分析と型破りな嗅覚を持つ取引仲介屋、銀行の人達に巻き返したい野心家銀行員、欲と不正に満ちた銀行や投資家に恨みを持つ取引仲介屋、金融界に嫌気をさして引退した取引仲介屋)



◉全く根拠のない空気の様な実態が不明商品!

金融商品がパックされさらにパックされ福袋に何が入ってるのか判らずに買わされる恐ろしさ!

◉邦題が間違っている様な?
★彡華麗な感じはエンディングまで見ると全く無いと思いました。