Yukiko

COBAIN モンタージュ・オブ・ヘックのYukikoのレビュー・感想・評価

4.3
2021年12月10日
『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』 2015年イギリス制作
監督、ブレット・モーゲン。

カート・コバーン。
アメリカのロックバンド「ニルヴァーナ」のボーカル兼
ギタリスト。
コバーンの実の娘、フランシス・ビーン・コバーンが
製作総指揮をしたドキュメンタリー映画。

8歳の時に両親が離婚。その痛手は大きかったようだ。
父のもとに引き取られるが、継母と上手くいかず、
母のもとに、そして親戚の元へと転々とする。
14歳の時にギターを手にし、18歳でバンドを結成。
パンクロックを志向。
20歳の頃に原因不明の胃痛からくる鎮痛剤の常用で
薬物依存症。
22歳で、最初のアルバムを発表。「ブリーチ」
24歳でアルバム「ネヴァーマインド」を発表。
 メジャーデビュー。
 シングル「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」
 大評判となる。
27歳で死亡。自殺と言われている。 1994年。

幼少期の家族で幸せな頃の映像。
その後の学生時代をアニメによる追慕。
バンドの仲間や継母、妻だったコートニー・ラブによる
インタビューなどで綴られている。
娘フランシスの赤ちゃんの頃の家族映像がとても幸せそう。

家族が全面協力し、コバーンが残した個人的なノートや
アート、インタヴューを含んでいる。


私はカート・コバーンと言う名前だけは聞いたことがあるが、
ニルヴァーナというバンドも、その歌もまるで知らなかった。
この映画が評判良さそうなので、観たいなと思い、数日間
ニルヴァーナの曲をamazonミュージックで聴いてみた。

「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」の曲、
これがヒットしたのは分かる、なんかいい💛
他にも「ブリード」「ステイ・アウェイ」「ポーリー」
「Love Buzz」など良かった。

ボーカルの歌声が私の難聴の為に聞こえないのが残念だが、
ドラムをたたく速さ、ギターの演奏の早いこと、
曲のノリの良さなど、歌声が聴こえなくても伝わってくる
ものがあった。

10代の不幸、音楽で才能が開花し、そしてあっという間に
亡くなったカート・コバーン。

だけど、あなたの音楽はこうして後々まで残って、それを
いい曲だなぁ~♪って聴いている人たちがいるんだよ。
夫といっしょに首を前後に振りながら、ノリノリで
聴きまくった♬

しかし、カート・コバーン、美青年だわ。
そのお顔に魅入る。
Yukiko

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